日本語子ども支援ネットワーク
(通称:にほこりんく)
団体同士が連携することで支援できる子どもを増やしたい・・・
日本語子ども支援ネットワーク(通称:にほこりんく)は、外国ルーツの子どもたちへの日本語教育や就学支援などをするために、2022年3月に、当法人の呼びかけにより発足しました。
きっかけは、遠方に住む不就学状態にある子どもからのSOSでした。
その子どもはFacebook経由で当法人のオンライン日本語会話教室を知り、日本語学習を開始しました。「日本語ができないから学校へ行けない。」と悩んでいたそうです。もちろん、すぐに指導を開始しました。
しかし、日本語は上手になっても、不就学状態から学校へ通うには、入学手続きや学用品の購入先やその学校の決まりなど、遠方にいる私たちだけではわからないことも多く、支援に限界があったのです。そこで、以前お付き合いのあったボランティア団体にコンタクトをとり、現地でのサポートをお願いしました。その結果、その子どもは無事に学校に通えるようになりました。
連携団体が増えれば、もっと多くの子どもが支援できる!
この経験から連携することで多様な支援が可能になることに気づかされました。そもそもNPO団体にはそれぞれに得意分野・不得意分野が異なります。でも、それぞれの得意分野を生かし、複数の団体が連携して子どもに関わることができたら、効果的な支援が、もっと多くの子どもに可能になるはずです。
団体の悩みは同じ?
様々な団体の方とお話をしてみると、それぞれの事情や課題は色々ありますが、当法人の課題と重なることも数多くあり、それならば、勉強会や研修会、意見交換会などを行い、それぞれの団体の課題解決に向け、共に努力と成長をしていけるのではないかと考えました。
一人でも多くの子どもを支援するために、つながりませんか?
『にほこりんく』は、活動を開始してから、まだ日が浅いネットワークです。
でも、一人でも多くの子どもたちを支援したい。という想いでつながっています。この想いに共感してくださる団体様や、団体に所属している個人の方は、ぜひ『にほこりんく』へご参加ください。参加申し込みは随時承ります。
オンライン日本語会話教室に興味を持ってくださった方は、こちらをご覧ください。