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プロフィール
登録日: 2023年4月3日
記事 (23)
2026年10月6日 ∙ 5 分
授業中、子どもは何をしていますか?
私は立場上、経験の浅い教師の授業を見る機会が多いのですが、とても気になることがあります。それは、教師があまりにも長い時間、話していることです。 ある授業では、授業時間のおよそ8割を教師が話していました。教師は一生懸命です。教材に従い、説明をし、子どもにわかってもらおうとしていました。 けれども、その授業を見ながら私は思うのです。 「この時間、子どもは何をしているのだろう。」 教師が話せば、子どもは学んでいるのか。 教師は「教える仕事」です。 ですから、教師には知識が必要ですし、正しく説明する力も必要です。 しかし、ここで気をつけなければならないのは、 教師が話している時間と、子どもが学んでいる時間は比例していない。 ということです。 教師が10分話したからといって、子どもが10分学んだことにはなりません。 むしろ教師が長く話せば話すほど、子どもは受け身になっていきます。 特に日本語を学び始めた子どもにとって、長い説明を聞き続けることは簡単ではありません。 最初は聞いていても、どこが大切なのかわからないまま、言葉がどんどん流れていきます。...
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2026年1月14日 ∙ 5 分
学校から「良い教師」は消えていく
最近Xで「学校を何とかしてください。」と教室で暴れ、教師へ恫喝をする生徒の動画が拡散されたようです。真偽のほどが不明であるとは思いながらも、映像が突きつけた、根の深い問題、つまり「教師が子どもに向き合う前提となる安全や立場が、崩れているのではないか」という恐れを、感じました。 昭和・平成に学生時代を過ごした私は、教師から生徒への暴言・暴力が日常化していた過去を知っています。が、そこからの反省として、子どもの人権を守るという観点が強まり、現代では教師の暴力や暴言は当時に比べれば、一掃とは言えないまでも、明らかに改善されてきたと感じます。 「丸腰で前線に立たされている」教師たち しかし、私はいま別の方向への振れを心配しています。つまり、教師が悪いことをした生徒に対して「何も言わない、言えない」状態に追い込まれてはいないか、ということです。 生徒が教師に歯向かう。脅しとすら取れる言動を投げる。周囲が見ていても止められない。教師は毅然と対応したいのに、どこまでが適切で、どこからが「問題」になるのか不安で動けない。「いじめ」も、教師はその「気配」を感じている。でも、何か動くこと...
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2025年12月22日 ∙ 4 分
「やりがい」を「仕事」に求めすぎてはいませんか。
プラス・エデュケートへの入社を希望される方の多くが、志望理由として「社会貢献ができると思った」「子どもの役に立てる仕事がしたい」「やりがいのある仕事だと感じた」などと話してくださいます。 その思い自体は、とても大切なものだと思います。ただ同時に、入社後1~2年で退職を選ぶ方が少なくないのも事実です。体感としては、3年以上続く人は2割ほどかと思います。 理由として挙がるのは、「(子どもの日本語教師という仕事は)思っていたより大変だった」「自分の知識が足りない」「職場がもっと楽しい雰囲気だと思っていた」「体力的にきつい」「家庭との両立が難しい」「成果を出すというプレッシャーに耐えられない」「やりがいが感じられない」といった声です。 ■「やりがいがない」のではなく、「認められていない」のが本音では・・ しかし、退職という結論にいたるまでのエピソードをよくよく思い返してみると、 「自分はこんなに大変なのに、誰にも認められていない」という思いであることが少なくないように感じます。 「先輩から評価されない。」「努力しているのに褒められない。」「子どもが自分の思うように動いてくれな...
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理事長 森 顕子
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